MENU

施工管理がきつい理由とは?経歴10年の私が解説する8つのポイント

施工管理はきつい?経歴10年の私が語る8つのポイント

施工管理のキツさ、本当のところはどうなのか

こう思われる方も沢山いるのではないでしょうか?

この分野で働く多くの人々が日常的な体力的負担、休日の少なさ、無茶な要望などの課題に直面しています。

たとえば、20代の施工管理者は、長時間の労働や出張の多さ、そして時折の不適切なジョークや言動に悩まされることが多いと言われています。

しかし、本記事で紹介する、この職種の真の現実を知り、適切な情報とサポートを持って臨めば、後悔のないキャリア選択ができます。

この記事を書いた人
いちはら
  • 施工管理から発注者へ
  • 転職を経て給料2倍にUP
  • 施工管理歴として10年勤務
目次

施工管理がきついと感じる理由8選

施工管理はきついとよく言われますが、実際にどのようなきつさがあるのか?

私の経験も含め思う「施工管理はきつい」理由8つを解説していきます。

体力的な負担

施工管理は常に現場を駆け回り、管理監督するので体力の消耗が激しいです。

施工管理は一年中長袖長ズボン、つなぎのことが多く、夏場の現場は非常に過酷で、熱中症の死傷者数も業種別で比較すると一番多いです。

熱中症による業種別死傷者数のグラフ
出典:令和4年 職場における熱中症による死傷災害の発生状況(厚生労働省)

グラフからも分かるように建設業は死傷者数、死亡者数ともに一番多いことが分かります。

また年齢を重ねるごとに抱える業務量は増える一方、体力は衰えていくため、過酷な状況は大きくなります。

休日の少なさ

施工管理は受注者の立場なので、発注者が定めた工期を守る必要があり、工期内で工事を終わらせるためには休日出勤もしなければいけません。

休日が少ない要因
  • 工期優先
  • 工事の遅れ
  • 業務量が多い
施工管理の平均月間休日数を20代、30代、40代、50代、60代、平均別に示した棒グラフの図

施工管理の年代別グラフですが、最低で20代の平均月間休日数5.9日と完全週休二日制と比べ少ないのが分かります。(出典:セコカンプラス

いちはら

休日も仕事が当たり前、土日休みの方が少なかったです‥

労働時間が長い

施工管理は労働時間が他業種と比べて長く、積み重ねから肉体的にも精神的にもきついと言われています。

業務量の多さから、残業をせざる得ない状況が続き、結果として労働時間が長くなってしまいます。

平均残業時間
施工管理と全職種の平均残業時間の比較

グラフから見て取れるように、施工管理と全職種で約4倍もの差があります。

ちなみに、私が施工管理として働いているときの平均残業時間は50.3時間/月で、一日あたり最低でも2時間の残業はしていました。

無茶な要望や期待

施工管理は発注者と作業員の間に位置し、板挟みの状態で業務を行うため、受注者として発注者の要望に対応する必要があります。

施工管理がきつい理由(施工管理が板挟みだから)を表している図

時には無茶な要望もあり、対応するためには作業員の確保やスケジュール調整を迅速に行わなければなりません。

しかし、作業員も人間ですので、無理だと判断した場合は断られる事で口論になった結果、それが精神的にきつく感じる人が多いです。

人間関係のストレス

施工管理は管理監督を行う仕事なので、年齢関係なく作業員に指導助言を行う必要があります。

しかし、年齢層が高ければ高いほど、信頼を得ていなければ受け入れてもらえず、容赦なくきつい言葉を掛けられます。

若い方はここを重く捉えてしまい、ストレスで体調を崩すケースも良く見てきました。ひどいと病んでしまう人も。

いちはら

罵声を浴びて病んだ苦い思い出も…

給料と業務内容のミスマッチ

施工管理の年収は世間では多いと言われていますが、業務量に対して見合った給料ではないのも事実です。

施工管理の4大管理
  • 工程管理
  • 品質管理
  • 安全管理
  • 原価管理

この4大管理の中にはたくさんの業務量があり、責任の重さも大きく、重要な役割を担っているにも関わらず、対価としての給料が低い!という声をたくさん聞きました。

いちはら

給料が80,000円の時はバイトかな?って思いましたね

一人ひとりの仕事の量が多い

施工管理は業務の多様性と高い責任感から、一人当たりの仕事の量が非常に多いです。

  • 品質管理
  • 施工計画書の作成
  • 現場の安全管理
  • 行政への申請書類の作成
  • 職人とのコミュニケーション

などが、上げられ多岐にわたる業務を行っています。

既に施工管理をしている人であれば、仕事が多すぎる!と思ったことはないでしょうか?

施工管理は複数の現場を担当することが多く、一日の業務時間が通常の8時間を大幅に超えることが日常的になっています。

施工管理として働く上では、一人ひとりの仕事量が多いのは避けられないのも事実で、頭を抱える人も多いです。

出張が多く家に帰る機会が減る

施工管理は全国の建設現場のどこでも必要とされる存在で、一つのプロジェクトに対して多くの担当者や監督者が求められることから、頻繁な出張が伴います。

その結果、家族との時間が削減される人が後を絶たないです。

  • 北海道へ出張・・・3か月
  • 千葉へ出張・・・・3か月
  • 山口へ出張・・・・6カ月

これは、同僚の出張実績です。終わったら次へと立て続けに出張に行っており、1年間まるっと出張で終わってしまうケースもあるんです。

何人もの出張による家庭内トラブル(ひどいと離婚)を見てきましたし、私も出張ケンカを何度もしましたね。

施工管理のきついを乗り越える方法

ここまで、施工管理のきつい理由を説明してきましたが、新人は特にきつく感じてしまい、乗り越えるのはきついと思います。

私が実際に、きつい時に乗り越えた方法は以下の通りです。

  • 業務の分散を意識する
  • 作業員とより仲を深めて居場所を作る
  • 頼られる人になるために学びを怠らない
  • タスクリストを作成し無駄な仕事をしない

私が最終的に行き着いた、きつい状況を乗り切るための方法です。正直新人には厳しい条件もありますが、この4つができるかできないかで大きく変わりました。

いちはら

職人と仲良くなり働きやすい環境作りは最も大切!

転職も視野に入れておく

耐えられなくなる前に、転職を視野に入れて水面下で行動しておくのも一つです。

もう無理だ…辞めてやる…!となってから動くよりは、余裕のある転職活動をするためにも、自宅で求人を眺めるだけでも全然違います。

視野が広がるだけで、いつでも辞めれるぞという状況を作るだけでも、気持ちの持ちようはかなり変化しますよ。

いちはら

もっと早く行動しておけばよかった…

施工管理は女性にはきつい?

建設業界、特に施工管理の分野は、男性が主体を成す伝統的な背景を持っており、女性がこの領域で働く上での厳しさや課題は確かに存在します。

それでは具体的に、どのような点で女性がきつさを感じるのか、詳しく見ていきましょう。

体力的な要求

施工管理の業務は、体力的に厳しい面が無視できません。

現場の監督や確認作業のための歩行、また、重い図面や資材の取り扱いなど、日常的に体力を必要とするタスクが山積しています。

女性が男性と同等の作業を求められる場面も多くきつく感じる人が多いです。

安全性や衛生面の課題

女性にとっての基本的なニーズが見落とされがちなのが建設現場。

女性用のトイレや更衣室が存在しない、あるいは不衛生な状態である現場は少なくありません。

現場の安全や衛星は最優先事項なので、強調し、必要な設備を求める声を上げることが必要なのが現状です。

いちはら

綺麗な現場はトイレを見れば分かると言われます

不適切なジョークや言動

男性が多数を占める現場では、残念ながら女性をターゲットにした不適切なジョークや言動に遭遇することがあります。

このような状況は職場の雰囲気を悪化させるだけでなく、女性の働き手としての意欲や自信を奪う原因ともなります。

適切なコミュニケーションを取り、問題点を指摘し解決を図ることが必要です。

いちはら

おじさんセクハラしすぎ!

ワークライフバランスの課題

施工管理の仕事は、不規則な労働時間や長時間労働が常態化している場面が多く、家庭やプライベートの時間を確保するのが難しいことが珍しくありません。

特に女性は家庭の役割との両立が求められる場合が多いため、余計な負担を感じることが多いです。

いちはら

出産を機に退職する人も多いですね

男性が中心のコミュニケーション

建設業界は長らく男性が多数を占めてきており、女性が新たな意見や提案をする際、十分に尊重されないことや、男性中心のコミュニケーションスタイルに適応する必要があり、疲弊してしまうことも。

  • 女性の意見が軽視される
  • 女性の声が埋もれがちに
  • 違ったコミュニケーションが必要

ある程度割り切った対応力が必要なのは実情で、少々男勝りな部分があるという方は、あまり苦労をしていないイメージです。

仕事である以上、時には厳しい声を浴びるのも仕方ないことですが、そこに恐怖心を抱いてしまい、仕事に行きたくないという女性社員も後を絶たないです。

いちはら

どちらの気持ちも正解ではあるんですよね…

施工管理アシスタントとしての女性の役割

建設業界の中で、施工管理アシスタントは、施工管理のサポート業務を中心とした役割を果たします。

近年、この役割に女性が多く参入している背景には、彼女たちの持つ細やかな気配りやコミュニケーション能力、そして管理能力が高く評価されているためです。

具体的には、どのような役割や業務があるのでしょうか。

  • 安全確認の補佐
  • 報告書の作成補助
  • 調達業務のサポート
  • ドキュメントの整理、管理
  • コミュニケーションのサポート など

女性が施工管理アシスタントとして活躍する上での強みとして、細やかな注意力や優れたコミュニケーション能力、そしてマルチタスクのこなせる能力が挙げられます。

これらの特徴を活かし、施工管理の業務を円滑に進めるためのバックアップを行うことが、女性の施工管理アシスタントとしての役割となっています。

施工管理の意外と楽だと思った場面

施工管理は一般には厳しい現場として知られることが多いですが、実は「意外と楽だな」と感じる場面もあります。

以下は、そんな場面の中で特に代表的なものを挙げてみました。

工期が長い工事

一般的には、長期に渡る工事は複雑なプロジェクトと考えられがちですが、実はこのような工事の場合、最初の計画段階でしっかりとした工程や予算を組むことができます。

この結果、突発的な問題や変更が少なくなるため、施工管理としては予想以上にスムーズに業務を進めれます。

しかし、あくまでも計画通りに進んだ場合だけであり、少なくなるだけなので、時には厳しい場面に直面するケースもあることは理解しておくべきです。

いちはら

楽だなと思うのは簡単な工事の時が多かったです

閑散期で工事がない時

建設業界には繁忙期と閑散期が存在します。

特に冬場などは工事の依頼が少なくなることが一般的で、この時期は、施工管理としては新しい技術の習得や、次の繁忙期に向けての準備といった、日常では手が回らない業務に時間を割くことができます。

また、この期間は休暇を取りやすいため、リフレッシュする絶好のチャンスでもあります。

近年、施工管理者はどんどん減少傾向にあり、人手不足が原因で閑散期も関係なく働く企業も多く見受けられます。私が居た会社も人員不足が原因で一人ひとりにかかる負担が大きく、閑散期の概念は退職時には、もうありませんでした。

チーム全体で工事を円滑に進めた時

施工管理の業務は一人で行うものではなく、多くの関係者と連携しながら進めていくものです。

時には摩擦も生まれることがありますが、チーム全体が一丸となって工事を進めることができた時は、非常に楽に感じられる場面もあります。

予定通りに作業が進むことで、ストレスが減少し、効率的に仕事を進めることができます。

いちはら

仕事をするメンバーによる部分はあります!

施工管理に向いている人向いていない人の特徴

施工管理の業務は多岐にわたり、多様なスキルや性格が求められます。

しかし、いくつかの特定の特性や能力を持つ人が、この職種での成功に有利であると言われています。

向いている、向いていない人の特徴を見ていきましょう。

施工管理に向いている人の性格やスキル

  • 計画性が高い
  • 耐久力と根気がある
  • 技術的知識がそもそもある
  • 臨機応変に問題に対応できる
  • コミュニケーション能力がある など

あくまで一例ですが、どれか2つ以上当てはまる人には施工管理に向いた人であると思います。

特にコミュニケーション能力がある人は、施工管理の仕事において最も必要なスキルなので、既に有利な状況であることに間違いはありません。

施工管理に向いていない人の傾向

  • 短期や感情的
  • 一貫性がない
  • 受け身な性格
  • 人と接するのが苦手 など

人と接するのが苦手な人は、はっきり言って施工管理には向いていません。身に着けたいからと言ってはいる人も中には居るようですが、それで身に付く人は限りなく少ないです。

現場や職人を一つにまとめ上げ管理監督するのが施工管理の仕事なので、短期だったり、受け身で他責志向な人にはオススメできません。

よくある質問

施工管理は大変ですか?

正直大変です。若いうちは覚えることが多く、年齢を重ねると体力は衰える中、業務量が増える一方です。

施工管理の年収はどのくらいですか?

20~60代の全年代の平均年収は622万と全職種の平均より高め。

(出典:セコカンプラス

私が現役最後の年収で530万程でしたが、残業代も含まれています。

施工管理は未経験にはきついですか?

私も未経験新卒で業界に入り、10年続けたので、気持ちの問題だけです。

施工管理はやめたほうがいいですか?

悩むくらいならやめた方がいいです。スキルを活かして転職しキャリアアップを目指しましょう。

施工管理にホワイト派な企業はありますか?

探せば全然あると思います。ですが、あくまでも残業が少なく休みも取りやすいのがホワイトになる基準で合って、全くない企業は極稀です。

施工管理から転職するポイント

施工管理から転職するポイント

施工管理から転職をするのであれば、求人の紹介~入社まで手厚くサポートをしてくれる、転職エージェントの利用をオススメします。

私も数社利用し、エージェントのサポートにて転職したことで発注者に転職でき、ストレスから解放され、残業時間も15時間以内に収まるようになり、給料も2倍にアップしました。

おすすめエージェント

筆者が使用してよかったおすすめエージェントを紹介します。

転職エージェントは相性が大切になります。複数のサービスの登録をし、色んなエージェントとやり取りをして自分に合ったエージェントを見つける事が大切です。

リクルートエージェント★転職支援実績No.1

・非公開求人が多数掲載
・各業界に精通したキャリアアドバイザーによるサポート
・提出書類の添削や面接対策、業界・企業情報の提供

doda★顧客満足度No.1

・大手・優良企業の求人多数
・週休二日・未経験歓迎のチャンス
・実践的な転職サポート
・企業からのダイレクトスカウト

ビズリーチ★ハイクラス転職No.1

・ハイクラス転職の国内最大級
・一流ヘッドハンターとの直接コンタクト
・市場価値を知るプラットフォーム
・厳選企業からのスカウト特典
マイナビエージェント★20~30代利用率No.1

・各業界の転職事情に精通したプロがサポート。
・サイト内で公開されていない魅力的な求人も紹介可能。
・求人紹介から内定まで、一貫してサポート。

おすすめ転職サービス4選
目次