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施工管理はやめとけ!と言われる理由から向き不向きの人の特徴を解説

本記事では、施工管理歴10年の私が「施工管理がやめとけ」と言われる理由や「向き不向き」について解説しています。

結論、施工管理はやめておいた(やめた)方がいいです。

しかし、施工管理が本当に自分に向きか不向きか、その特徴を客観的に見るためのポイントや、施工管理からの転職についても盛り込んでいます。

これから施工管理の道を選ぶ前に、あるいは既に選んで迷っている方へ、この記事が一助となると幸いです。

この記事を書いた人
いちはら
  • 施工管理から発注者へ
  • 転職を経て給料2倍にUP
  • 施工管理歴として10年勤務
目次

施工管理はやめとけと言われる5つの理由

未経験に限らず、現職として施工管理をしている人は、「施工管理はやめとけ!」と反対されることがあります。

ではなぜ、やめとけと言われるのか?その理由について筆者がピックアップした5つを解説します。

残業が多い

施工管理は、会社や業種により変わりますが、残業が多い仕事とされています。

平均残業時間
施工管理と全職種の平均残業時間の比較

施工管理と全職種で約4倍もの差があります。

ちなみに、私が施工管理として働いているときの平均残業時間は50.3時間/月でした。

施工管理の残業時間が多い理由

施工管理は世間的にも残業が多いと言われており、下記の理由が大きく影響しています。

残業が多い理由
  • 人手不足である
  • 工事工期を伸ばせない
  • 残業前提の働き方である
  • 企業・業界の体質(早く帰りにくい)

この4つの理由が重なると、ボリュームが大きい工事であれば100時間/月などは当たり前の世界で、中にはサービス残業も含め200時間/月を超えている人も居ました。

休日の数が少ない

施工管理は、工事中だと工期が優先され休日出勤を要するため、休日が少ないです。

休日が少ない要因
  • 工期優先
  • 人手不足
  • 工事の遅れ
  • 仕事の絶対量が多い
施工管理の平均月間休日数を20代、30代、40代、50代、60代、平均別に示した棒グラフの図

施工管理の年代別グラフになりますが、最低で20代の平均月間休日数5.9日と完全週休二日制の職種と比べると、少ないのが分かります。(出典:セコカンプラス

私が施工管理の時で平均5~6日だったので、ほぼ毎週土日のどちらかは出勤していました。

仕事量が多い

施工管理の仕事量は多いです。その理由として業務の幅が広く、人手不足が続いていて、一人ひとりが抱える業務量が多くなっているのが原因です。

施工管理の仕事は4つの管理が主となっています。

施工管理の4大管理
  • 工程管理
  • 品質管理
  • 安全管理
  • 原価管理

少なそうに見えますが、一つひとつに膨大な量の業務が含まれています。

工程管理に含まれる業務
  • 人材確保
  • 資材の発注
  • 重機の手配 など

あくまで一例ですが、工程管理の中にもこれらの項目が含まれており、スケジュール管理をしながら、これらも行う必要があります。

施工管理は業務量が多過ぎるため、毎日残業続きで自宅と職場の往復をする人も多く「残業せずに定時であがりたい」「自由に使える時間を確保したい」人はやめておくべきです。

危険と隣り合わせの環境

建設現場は危険と隣り合わせの環境で、万全な安全管理が必要です。厚生労働省の労働災害発生状況より、建設業における労災事故は他産業と比較しても多く、さまざまな要因による事故が想定されます。

2022年死亡災害者数
  • 建設業・・・・281人/年
  • 第三次産業・・198人/年
  • 製造業・・・・140人/年
2022年における死亡災害者数

2022年の全産業の中で建設業(施工管理が多い)が281人と一番多いです。

更に事故原因を見ると、死亡者数が一番多いのは墜落・転落の116件。2番目に多いはさまれ・巻き込まれの28件約4倍になります。

オフィスワークと違って毎日現場に行き仕事をする時間が長いため、リスクは高くなってしまいます。

出張や異動の恐れがある

施工管理を行う仕事は出張や異動を伴うことが多いです。

なぜなら、施工管理の仕事は建築現場であれば、どこでも必要となるため、会社によっては日本国内や海外にも行きます

例えば、東京の現場で働いていたと思えば、半年後には沖縄へ。そのまた半年後には北海道にいる、ということもあります。

それだけ出張や異動の恐れがある中で働くのは、将来的に拠点を設けることができず、振り回されてしまいます。

いちはら

私も自宅から車で片道2時間の場所に異動となり、告げられたその日に退職を決意しました。

やめとけと言われる5つの理由まとめ

ここまでのやめとけと言われる理由をまとめると以下の通りです。

正直、これらの理由を見ると、今でもよく続けていたと思うほどに過酷でした。

改めて、転職を決意し即座に行動に移して正解だったと思います。

施工管理はやめとけとは言えない理由

施工管理はやめとけとは言えない理由もいくつかあるので、解説します。

平均年収が高い

施工管理の平均年収は、他の職種と比べ高い傾向にあります。

平均年収

セコカンプラスによると、施工管理17,562人の年収データをまとめた平均年収は622万円で、国税庁の民間給与実態統計調査における民間給与平均は443万円(令和3年時点)と約1.4倍の差があることが分かりました。

施工管理の平均年収は全職種の平均よりも約180万円高く、その理由として危険な仕事が多いことや体力が必要なことなどが挙げられます。

働き方改革で緩やかな傾向に

施工管理が働く建設業界においても、働き方改革は進められており、施工管理においても緩やかな傾向がみられます。

働き方改革
  • 工期の見直し
  • 日曜日は全休日
  • テレワークの導入
  • フレキシブルタイム制の導入 など

近年では、工事工期の見直し、日曜日は現場を全休日にするなどの働き方改革を行う企業も増えてきており、休日を確保できる傾向になってきています。

今後も更に労働環境の改善に向けた取り組みが期待されています。

施工管理に不向きな人の特徴

施工管理に不向きな人は以下のような人が当てはまります。

精神面に自信がない

精神面が弱いなと思う方は施工管理は向いていません。

施工管理は多岐にわたる業務と責任を伴い、高ストレスがかかります。また様々な関係者と円滑にコミュニケーションを取る必要があるため、精神面の強さが求められます。

一方、弱いと判断力が低下し、緊急を要する場面でも正確な判断を下せないため、精神面が安定している必要があります。

肉体労働に抵抗がある

常に現場に出て管理を行うのが施工管理の仕事です。現場の状況を直接確認し、必要に応じて手を動かすことも求められます。

肉体労働に抵抗がある人が施工管理の仕事について、「イメージと違った」と言って辞めていく人も見てきました。

ただ現場をぽけーっと見ているだけの仕事ではないので、そのイメージを持っている人には向いていません。

土日祝は必ず休みがいい

絶対に土日祝が休みがいい人には、施工管理の仕事は向いていません。

施工管理を行う上では、工期が定められている状況のため、どうしても休日出勤(もしくは振替出勤)をしなければならないからです。

もちろん休みであることが理想ではありますが、現実は不可能に近いですし、周りは休みなのに、自分は仕事なんてことは数えきれないほど経験してきました。

コミュニケーションが苦手

コミュニケーションが苦手な人は、絶対に施工管理の仕事は無理です。

客先、社内の人間、下請けの関係会社の人、職人など、多岐にわたる関係者との連携を取らなければならないのが施工管理です。

ここの関係を上手にコントロールできないと、工事に支障をきたしたり、ケガをさせてしまうなど、自分の精神的にも辛いケースに遭遇します。

施工管理に向いている人の特徴

一方で、施工管理に向いている人もいます。その人の特徴は以下の通りです。

リーダーシップが取れる

施工管理は多くの人が携わっており、複数の作業員や協力会社に対し指示を出して動いてもらう必要があるので、リーダーシップが取れる人を求められます。

限られた時間内で最善の成果を出すために、自分自身やチームの時間を適切に管理ができる人は向いています。

やりがいがある、ものづくりが好き

施工管理は複雑な問題解決と創造性を求められるため、ものづくりが好きな人にとっては魅力的です。

さらに、自らが携わった仕事が形として残ることが多く、難しい課題を解決し、工事を成功させたときの達成感は、凄くやりがいを感じます

ものづくりが好きで、やりがいのある仕事がしたい人には、厳しい環境下でも乗り越えられます。

不具合が生じても臨機応変に対応できる

とっさに判断し行動に移すことができる人は、とても向いています。

現場は生き物とよく言われ、常に不具合(トラブル)と隣り合わせな環境で働かなければなりません。

現場の規模が大きいほど、その可能性は増し、一日に何件も対応しなければいけない場面もあります。

デスクワークより体を動かす仕事が好き

施工管理は現場での仕事が一番多い仕事です。デスクワークも勿論ありますが、その割合は低めです。

常に体を動かし、現場を駆け回って管理をするので、体を動かしながら仕事をするのが好きな人には向いています。

老若男女問わずコミュニケーションが取れる

施工管理の仕事は、10代~70代とかなり幅の広い人たちとコミュニケーションを取る仕事です。

黙々と進む現場などなく、現場作業員の年齢や経験も様々で、相手に合わせたコミュニケーションを取らなければいけません。

最初は難しくても慣れると話すことができるタイプの人は、打ち解けが早く、コミュニケーションから技術や知識も身に着けることができ一石二鳥です。

施工管理をやめてよかった理由

私が施工管理をやめてよかったと思う理由を紹介します。

  • ストレスが減った
  • 体調が良くなった
  • 土日休みも増えた
  • 給料が2倍にアップした
  • 残業時間が減り家族との時間が増えた

上記を見ると異業種でも見受けられると思いますが、特に施工管理は休みが少なく、仕事量も多くてストレスを多く抱えます。

恐らくストレスによる体調不良で、1カ月以上寝たきりの自宅療養をした経験もあります。プライベートにまで影響することが多かったマイナス要素は、転職をしてガラッと変わりました。

いちはら

辞めて正解でした!!

施工管理から転職するポイント

施工管理から転職するポイント

施工管理から転職をするのであれば、求人の紹介~入社まで手厚くサポートをしてくれる、転職エージェントの利用をオススメします。

私も数社利用し、エージェントのサポートにて転職したことで発注者に転職でき、ストレスから解放され、残業時間も15時間以内に収まるようになり、給料も2倍にアップしました。

おすすめエージェント

筆者が使用してよかったおすすめエージェントを紹介します。

転職エージェントは相性が大切になります。複数のサービスの登録をし、色んなエージェントとやり取りをして自分に合ったエージェントを見つける事が大切です。

リクルートエージェント★転職支援実績No.1

・非公開求人が多数掲載
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おすすめ転職サービス4選

まとめ:施工管理は早い段階で見切りをつけるべき

施工管理はやめとけと言われる理由について解説しました。

施工管理として働く上での大変さは、他の職種とは一味違います。

今、施工管理になろうとしている人はもう一度検討すること、既に施工管理をしていて辞めたいと思っている人は、転職エージェントを活用し、転職することをオススメします。

施工管理で培ったスキルは、異業種でも十分に発揮できます。

キャリアアップして今以上の給与・休日の取得も難しくはありません。

まずは登録し、どういった求人があるのかを眺めるだけでも、いざ辞める時に焦る必要がかなり軽減されますよ。

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